プラークコントロールとは歯面、歯肉に付着したプラーク(歯垢)を除去し、口腔内の細菌をコントロールすることです
プラークコントロールは歯周治療の基本です これが実行できなければ歯周組織は改善されません!
プラークコントロールとは歯面、歯肉に付着したプラーク(歯垢)を除去し、口腔内の細菌をコントロールすることです
プラークコントロールは歯周治療の基本です これが実行できなければ歯周組織は改善されません!
正常な歯肉
健康な歯間は歯と歯の間を鋭く尖った形の引き締まったピンク色の歯肉が埋めています
歯肉炎
歯肉は腫れて赤く変色し、歯ブラシで触っただけでも血が出てくる状態です
歯肉炎
炎症は歯肉のみで歯を支える骨の吸収はない(X線写真で確認できる変化はない)
歯周病
歯肉の炎症だけでなくX線写真で確認できる歯の周りの骨の吸収がある
歯周病の主な原因はプラーク(歯垢)です プラークは細菌の塊です この細菌が出す毒素によって歯肉が腫れ、歯周ポケットや歯槽骨の吸収が生じ歯周病となるのです
●除菌(基本的に医学用語ではない)
対象となるものから菌を除いて減らすことであり、減らす程度の割合を含まない概念
●消毒(殺菌)
人に対して有害な微生物のみを無害化すること
●滅菌
全ての微生物を殺すこと(完全に死滅させること)
読んで字の通りC、COになります
歯科検診で聞くことがあるかと思います
Cは虫歯、COは白斑や脱灰が見られるが虫歯では無い歯を指します
歯ブラシの上に取った歯磨剤の全量を飲み込んだとしても、フッ化物配合歯磨剤の1日使用量はフッ素の急性毒性を大きく下回っています
したがって、フッ化物配合歯磨剤は、万が一飲み込んでしまったとしても大丈夫です
また、慢性毒性として問題になるのは歯のフッ素症ですが、その発症の可能性はせいぜい4歳くらいまでの大量飲み込みです
しかも歯磨剤を吐き出していれば問題ありません
食事のたびに脱灰が起きます また寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、唾液による再石灰化作用が低下します
そこで、毎食後3回と、寝る前にフッ化物配合歯磨剤を使うと良いでしょう
ホワイトニングは、歯を白く美しくするための方法。コーヒーや紅茶などによる歯の着色を、自分の歯を削ることなく安全に白くします。専用のホワイトニング剤を歯に塗ることで少しずつ歯を白くします。歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行えるホームホワイトニングがあります。
シーラントは、奥歯の溝を物理的に封鎖したり、シーラント材の中に含まれるフッ化物により再石灰化作用を促進したりするむし歯予防法です。4年以上で約60%のむし歯予防効果が認められ、特にフッ化物応用との併用によってむし歯予防効果はさらに増加します。むし歯発症リスクの高い歯に行うと特に有効です。
シーラントのむし歯予防効果
シーラントは、奥歯の溝をむし歯から予防する方法です【写真】。シーラントによるむし歯予防が今日のように効果をあげた背景には、シーラントの材質の改善が大きく寄与しています。奥歯の溝をレジンといわれるプラスチックで物理的に封鎖することで口腔内の環境から遮断する方法、グラスアイオノマーといわれるセメントで奥歯の溝を物理的に封鎖することに加え、シーラント材の中に含まれるフッ化物が再石灰化作用を促進する方法などがあります。最近ではレジンとグラスアイオノマーの両方の性質を併せ持ったシーラント材も普及しています。
シーラントのむし歯予防効果に関しては、すでに多くの調査があります。4年以上で約60%のむし歯予防効果が認められ、特にフッ化物応用との併用によりむし歯予防効果はさらに増加すると報告されています。
また、シーラントは永久に保持されるとは限りません。取れたり欠けたりした場合には、再度塗布することで高い予防効果を維持できます。そのため、歯科医院での定期的な確認が推奨されます。