歯科保存治療 ①

歯科保存治療とは、歯を抜くことなく、いつまでも自分の歯で噛めるように治療を行い、大切な歯を口の中に維持、保存し機能させていくことを目的とした歯科の一分野です。

歯を失う主な原因としては、虫歯(専門的にはう蝕といいます)による歯の崩壊や、虫歯の放置により歯の神経(歯髄)が病気になって起こる歯の根の病気のほかに、歯と歯茎の隙間にプラークや歯石がたまり歯を支える骨が消失する歯周病があります。

歯科保存治療には、歯の崩壊による欠損部を補修する「保存修復」、歯の神経の病気を治療する「歯内療法」、歯を支える組織の病気を治療する「歯周療法」があります。これらの病気を治療し、学問的に研究する場合、それぞれを「保存修復学」、「歯内療法学」、「歯周病学」と呼びます。

歯科の標榜科目

歯科の標榜科目とは歯科の診療科目名の事を指し、政令で定められた診療科目名として歯科医院で標榜出来るものは以下の4つと決められています。

歯科

小児歯科

矯正歯科

歯科口腔外科

また、これら複数の事項を組み合わせての使用も、常識の範囲内であればOKとされています。

医療法の中では、歯科医業・診療所については許された範囲の内容でしか広告をしてはならないと定められており、その内の一つに診療科目名を広告として使用して良いという事が認められています。

しかし、診療科目だからといってどんな単語でも使っていいという訳ではありません。

その規約を決めたものが厚生労働省の「医療広告ガイドライン」になります。

医療は絶対?

ここ最近他の医院でうまく行かなかった治療に関してセカンドオピニオンを求められることが多くなりました

特に根の治療が多いですね

おそらくマイクロスコープを使用しているためだと思いますが、根の治療に関しては得意な方だと思っています

治療行為自体もですが診断に関してもかなり徹底的に教え込まれたので自信はあります

実際うちに来て治した症例もたくさんあります

「これをすれば治る」ということがわかっていれば積極的に治療していきますが、原因が別の部分にある可能性が高い場合根の治療はやらないこともあります

やれば治ると言う訳では無いからです

もちろんある病気に対して自分たち歯科医師は(医師含め)最大限努力して診断し、最善の治療方法を考え治療に当たります

しかし医療に絶対はありません

残念ながらいくら頑張っても、いくら努力しても治らないものは存在します

某テレビ番組の女医のように「私失敗しませんから」って言いたいですが現実は難しいです

ご理解頂けると助かります

あみのデンタルクリニック

 

 

麻酔薬不足

実は今麻酔薬(局所麻酔薬)が不足しており、ものによってはなかなか手に入らない状況になっています

歯科治療には無くてはならないものなのであちこちに連絡してはかき集めています

これもコロナの影響なのでしょうか…

あみのデンタルクリニック